記者「今回、『美イチうしコンテスト2024』で小川さんは第3位を受賞されました。率直な感想をお聞かせください。」 小川さん「電話があったときは、もしかしたら1位かも…と一瞬期待したんですが、3位という結果でした。正直、ちょっと悔しい気持ちもあります。でも、全国から優れた牛が集まる中で3位に入れたことは素直に嬉しいですし、誇りに思っています。こうした評価をいただけるのは、日々の積み重ねと、支えてくれる仲間や家族のおかげですね。これからもより良い牛を育てられるよう、精進していきたいと思います。」 記者「今回の第3位の賞金は3万円とのことですが、どのように使われる予定ですか?」 小川さん「本当は今日、シモムロくんにランチでもご馳走しようと思っていたんですが、すっかり忘れてしまいまして(笑)。なので、明日、若手の仲間たちと焼肉をする予定があるので、そこで自分が育てた牛のお肉の食べ比べに使いたいと思います。自分の牛を改めて味わい、みんなと意見を交換するのはとても勉強になりますからね。残った分は、みんなで割って楽しもうと思います。」 記者「いいですね!最後に小川さんにとって“牛飼い”とはどのようなものですか?」 小川さん「27年近くこの仕事をやっていますが、本当に奥が深い世界です。良い時もあれば、苦しい時もある。でも、相手は生き物なので、同じやり方がいつも通じるわけではなく、その都度考え、工夫しながら向き合う必要があります。だからこそ難しくて、だからこそ面白い。日々発見があり、新鮮な気持ちで向き合える仕事ですね。これからも、この“面白さ”を大切にしながら、より良い牛を育てていきたいです。」 Writer_T.Shimomuro
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記者「美イチうしコンテスト2024で2位を受賞されました。今のお気持ちをお聞かせください。」 釘崎さん「そうですね。以前からこういうコンテストがあるのは知っていましたが、実際に応募してみると、改めて楽しい企画だなと感じました。自分の牛を評価してもらえる機会があるのは励みになりますし、畜産業界全体が盛り上がるのも嬉しいですね。今回2位という結果でしたが、ななみのことを知ってもらえたことが一番の収穫ですし、これからもこうした取り組みには積極的に参加していきたいです。」 記者「賞金5万円の使い道は決まっていますか?」 釘崎さん「まずは家族で美味しい焼肉を食べに行こうと思っています。やっぱり牛を育てている身として、自分でもしっかり良い肉を味わいたいですからね(笑)。それと、実は1位を取るつもりで、畜産仲間の岩﨑さんたちと『受賞したら焼肉に行こう』と話していたんですが、今回は2位だったので、逆に岩﨑さんにご馳走してもらおうかなと期待しています(笑)。仲間とのこうした交流も、この仕事の楽しみのひとつですね。」 記者「今回、紹介された牛はななみちゃんでしたが、釘崎さんにとってどんな存在ですか?」 釘崎さん「ななみはもう17歳になります。一般的に牛は10歳くらいまでしか生きられないことが多いですが、ななみは長生きしてくれています。今ではうちのシンボルのような存在ですね。これからも美味しい餌を食べて、看板娘として元気にいてくれたらなと思っています。そして、ななみの最後の子は種牛屋さんに買い取っていただくことが決まっているので、その旅立ちがななみにとっての『最後の花道』になればいいなと思っています。」 Writer_T.Shimomuro
記者「第1位を獲得された今のお気持ちはいかがですか?」 岩﨑さん「え、嘘でしょ?!と本当に驚きました!まさか自分が1位を取れるなんて思っていなかったので、結果を聞いた瞬間は信じられなかったです。でも、やっぱり嬉しさがじわじわとこみ上げてきて、今は本当に感謝の気持ちでいっぱいです。日々の積み重ねがこうして評価されるのは、とても励みになりますし、これからも頑張ろうという気持ちになりました!」 記者「賞金10万円の使い道はもう決めていますか?」 岩﨑さん「はい!まずは家族で美味しいものを食べに行こうと思っています。普段なかなかゆっくり外食する機会がないので、この機会にちょっと贅沢しようかなと。それから、うちには愛猫がいるのですが、最近少し体調を崩してしまっていて……。その治療費にも使わせていただくつもりです。家族も猫も、みんなが幸せになれる使い道にしたいですね!」 記者「岩﨑さんにとってかなこ158はどんな存在ですか?」 岩﨑さん「かなこ158は、私にとってとても特別な存在です。育成中から人懐っこくて、私のそばに寄ってきたり、甘えてきたりすることが多かったんです。そういう姿を見るたびに『本当に可愛いなぁ』と思っていましたね。性格も穏やかで育てやすく、いつも癒されています。4月にはお産の予定もあるので、無事に元気な子を産んでくれることを願っていますし、その成長を見守るのも今からとても楽しみです!」 Writer_T.Shimomuro
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